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Netflixでウォーキング・デッドシーズン7配信がされた件について

ウォーキング・デッドのシーズン7がようやく配信された。

この時をどれほど待ちわびたことだろう・・・。

今はブレイキングバッドにハマっているけれど、一旦中断だ。

まずはこれを見ないことには始まらない。

ということで、さっそく1話だけ見てみた。

 

 

で、肝心の内容。

 

シーズン6の最後には、ニーガンという悪役に仲間が2人、頭をめちゃくちゃに粉砕されていた。

有刺鉄線をぐるぐる巻きつけたバットでだ。正直なところ、正視に耐えない感じだ。

まず犠牲になった仲間の1人は、エイブラハムというキャラ。

軍人上がりで、こと戦闘においてはの頼れる男だっただけに、まあそりゃターゲットになるよな、という感じ。

気性の荒い男らしいキャラらしく、頭をボコボコに殴られた後の最後の言葉は、

"Suck my balls"(俺のタマでもしゃぶってろ)

だった。

自分が英語でこんな言葉遣いをできるようになるにはまだまだ英語力が足りない。言おうとも思わないわけだが・・・・。

ここまでの内容がシーズン6の最終話。

 

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シーズン6はもう一人殺されるのが誰なのかわからないままだった。

一体殺されたのはだれだったんだ!という気持ちのままファンはずっと焦らされていたわけだが、それが今回明らかになった。

もう1人の犠牲者はグレンだった。どうやら原作どおりらしいが、原作を読んでいないこっちはそんなこと知ったこっちゃない。ショックだった。

グレンはシーズン1からずっと出ている韓国人キャラだ。とてもいいやつで、正義感に溢れていて、やさしい性格で、僕がもっとも好きだったキャラだ。

シーズン1ではピザ屋で働いていた童貞キャラという設定だった(童貞らしく顔つきもなんかふっくらしていたというのは偏見だろうか)のだが、シーズンを追うごとにたくましくなり、すらっとして、イケメンになっていった。

作中では、マギーという女性と結婚し、シーズン7時点で彼女は妊娠までしていた。これからがますます楽しみだった。

ニーガンに頭を砕かれ、目玉が飛び出ても意識を失わず、必死に

"Maggy, I will find you."(マギー、また君を見つけるよ)

と言って死んでいった時は、思わず目頭が熱くなってしまった。

それだけにここで死んでしまうというのも、彼がこれから先見れないというのも、とても残念だ。

正直これから先見るのをやめてしまおうかとすら思える・・・。

 

そういえば、過去のシーズンでは、主人公リックの妻であるローリが娘ジュディスの出産と共に息絶えてしまった。正確には、彼女がウォーカーになってしまわないように、息子のカールが母親の頭をピストルで撃ち抜いた。

どうやらこの終末の世界では、妊娠・出産は命の新陳代謝として描かれている気がする。

新たな命がこの世に生を受けるためには、別のだれかが犠牲にならないといけないのだろうか。

 

もう1つ。

そもそもどうして2人が殺されなければいけなかったか。

それはリックたちが食料と引き換えに、ニーガン一味を殺すことを請け負ったからだ。これはシーズン6の話。

リックたちはかつての数多のつらい局面を生き抜いて、だんだん自分たちの強さに自信をつけていた。だから武力を持たないヒルトップという集落の人々がニーガンたちに搾取されていることを知って、契約を交わした。ニーガンが誰かも知らないままに。

これがいけなかった。

 

これまでのシーズンで、常に襲われるのはリックたちだった。

仲間がさらわれたり、安住の地についたと思ったら殺されそうになったり、常にそんな感じだった。彼らは、自分を、仲間を守るたびに強くなってきたのだ。たとえそれがどんなに辛くても。そのつらい経験が彼らを強くしていったのに。

今回は、自分たちの欲のために人を殺すことを自分で選んだ。

 

"Great power comes with great responsibility"(大いなる力には大いなる責任が伴う)

というのはスパイダーマンのベンおじさんの名言で、スパイダーマンの永遠のテーマだ。スパイダーマンの悪役はgreat powerを無責任に利用することが多い。

 

個人的にはこれはスパイダーマンの世界を飛び出しても通用することだと思っていて、まさに今回のウォーキング・デッドでも言えることだと思う。

人を呪わば穴二つではないが、悪いことを企んで、失敗してしまえば全部自分に返ってくるのだ。だからこうして大切な人を2人も失うことになったのだ。

 

大いなる力は用法用量を守って正しく使わなければいけない。

そんなことを改めて感じさせる、とてもむごたらしい、つらい内容のエピソードから始まるシーズンだった。